ポイント・ネモ:地図上で最も孤独な場所
南太平洋の広大な青の中に、ポイント・ネモ(ラテン語で「誰でもない」)と呼ばれる座標があります。ここは「到達不能極」と呼ばれ、地球上で最も行くのが困難な場所です。
陸地よりも宇宙が近い
ポイント・ネモの孤立ぶりは凄まじく、もしあなたがそこに浮かんでいたら、最も近くにいる人間は陸上ではなく、**国際宇宙ステーション(ISS)**の宇宙飛行士です。
- 距離: 最寄りの陸地までは 2,688km。
- 宇宙飛行士: ISSが真上を通過するとき、その距離はわずか約 400km。地上にいる人よりも、軌道上にいる人の方が圧倒的に近いのです。
宇宙機の墓場
人間から非常に遠いため、宇宙機関はここを「宇宙機の墓場」として利用しています。役目を終えた衛星は、誰にも当たらないようここに落下させられます。ロシアの「ミール」など、260以上の宇宙機がこの海底に眠っています。
まとめ
ポイント・ネモは、空高くを通過する宇宙飛行士と、時折降り注ぐ宇宙ゴミだけが沈黙を破る、広大な水の空白地帯です。






