この珍しい寺院では、ネズミは害獣ではなく「聖なる客」です。2万5千匹以上の黒ネズミが大切に保護され、女神の家族の生まれ変わりと信じる人々から食べ物を与えられています。

ラジャスタン州デシュノクにあるカルニ・マタ寺院。普通ならネズミを避けるものですが、ここでは毎年多くの参拝客が、ネズミの間を素足で歩き回ります。
14世紀の聖女カルニ・マタの伝説に基づいています。彼女の一族の魂は死神の元へ行く代わりに、一時的にネズミとしてこの世に留まり、再び人間として生まれ変わると信じられています。
カルニ・マタ寺院は、信仰がいかに自然への視点を変えるかを示す象徴的な場所です。どんなに小さな生き物でも、神聖な存在として共存できることを教えてくれます。